伊藤雅風さんの急須を3つご紹介します。
今回ご紹介する作品は鎌倉俱楽部茶寮小町の店内にて販売致しておりますので、ぜひ実際にお手に取りご覧ください。
伊藤雅風さんは愛知県常滑市出身の作家さんです。
高校の授業で陶芸に興味を持ち、美術大学に進学しそこから本格的に陶芸を始められました。
伊藤雅風さんは土作りもご自身で行われる数少ない作家さんです。半年から一年もかけて、知床半島でとれる二種類の土を伝統的な方法で精製。その後、さらに一年寝かせて本朱泥と呼ばれる材料が完成します。
シンプルで美しい作品を作られる伊藤雅風さん。
今回は伊藤雅風さんの作品をご紹介します。
黒泥を使った滑らかな曲線の急須
まずご紹介するのがこちらの急須。
滑らかな曲線
後ろ姿も美しい~
注ぎ口からの湯の通りもスムーズで抽出しやすい1人分170cc程の容量の急須です。
急須の肌は滑っとしており、煎茶碗に注ぐときに水切れが良いのが特徴。
使用していくうちに段々と艶が増すため、育ててゆく楽しみがあります。
お茶を淹れる時間を大切に感じ、そのお茶のひと時に「ふと…」想い巡らされ心が豊かになります。
鎌倉の土を使った急須
次にご紹介するのはこちらの急須。
鎌倉の土で作られた作品。
ちょうど一人分150ccの容量。
すべっと肌ざわりもよく、片手に収まりやすい急須です。
こちらの作品は湯冷しで、上でご紹介した急須とおそろいの鎌倉の土を使って作られています。
茶器 宝瓶
最後にご紹介するのはこちらの急須。
ほんのわずかな隙間
蓋の身の間からお茶を抽出します。
煎茶碗に注ぐ時に、水切れが良いのが特徴。
また、その愉しみは味わいだけではなく、上質な浅蒸しの茶葉を宝瓶の中で綺麗な緑色の葉が開いてゆく姿を観察できます。
茶葉が開く様子を蓋をあけて愛でながら、楽しみながら頂くのも宝瓶の魅力の一つ。
一息入れたいときや、会話を楽しみながら~
人と過ごす時間をいつもより特別に演出してくれる魅力的な逸品です。
キメ細やかな肌から使用してゆくうちに段々と艶が増すため、育ててゆく楽しみもあります。
日々のお茶入れひとつひとつの流れを大切に、ひとりのお客様へ心を込めて提供させて頂きたいと切に思います。
様々な方との出逢いに感謝を込めて~
伊藤雅風さんの茶器
鎌倉俱楽部茶寮小町店の店内にて、お取り扱いさせて頂いております。
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